腎性高血圧かも?2014ガイドライン

高血圧の原因は多岐にわたっていますので、
高血圧の改善にはどういう原因によって引き起こされているかを把握する必要があります。
そもそも高血圧とは、どのくらいの数値のことを指すのでしょう?
2014年の高血圧治療ガイドラインによれば、収縮期血圧が140~159以上
拡張期血圧が90~99以上と定められています。
腎臓が悪くなっても血圧は上昇し、腎性高血圧症となる場合があります。
腎性高血圧症とは、腎臓の機能が低下し、体の中のナトリウムや、水分を適切に体外へ排出できなくなり、
結果として血液量が増加し、血圧が上がる。血圧が上昇することにより、腎臓への負担が増えて、益々腎臓機能が低下するという悪循環に陥ります。
また、腎臓には血圧を安定させるためのホルモンを分泌する機能も備わっているのですが、
腎臓機能の低下により、このホルモンバランスが崩れて、より血圧が上昇することになります。
こうして一度腎性高血圧症に罹ってしまうと、悪循環から抜け出せないことになりかねませんので、
血圧のコントロールが不可欠なのです。
2014年のガイドラインに沿って、適切な血圧まで下げるためには、
まずは、生活習慣を見直して、塩分の取り過ぎに注意し、禁煙や、適度な運動、食生活の改善などをはかります。
それでも重篤化する場合には、投薬治療や、外科的治療などを選択することになります。
一般的には、腎機能低下と、高血圧の悪循環を断ち切るためには
血圧を収縮期130以下、拡張期80以下まで数値を下げる必要があります。
ただし、高齢者や、他にも疾患を抱えている場合など、急激な血圧の低下は危険を伴う場合がありますので、
目標値を140/90以下のように2014年の治療ガイドラインからすると少し高い値で設定してから、
段階的に理想の数値まで持って行くことが大切です。

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